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ツールについて

NRTDRV MML Compilerのツール

NRTDRVのコンパイラには、曲データの制作を補助するためのツールが内蔵されています。

また、併用すると便利な外部アプリケーションを起動することもできます。

 OPM音色レジスタ編集ツール

hoot上のOPMレジスタを直接書き換えることができるツールです。

任意の値を入力し、右下のボックスで対象トラックを選択してからEnterキーを押すと、入力したパラメータに対応するレジスタ値のみhootに送信されます。 すべてのレジスタ値を送信したい場合は右下の「全レジスタ送信」を押してください(多少時間が掛かりますのでご注意ください)。

なお、書き換えた値はドライバのワークエリアや曲データのバイナリには反映されませんので、@コマンドPコマンド音量コマンドが実行されると演奏内容が元に戻ってしまいます。対象トラックの先頭でIコマンドI@コマンドIPコマンドIVコマンドのいずれかを使用して対処してください。

必ずhootでNRTDRV用データを再生しながらパラメータを送信してください。 それ以外のときに送信すると正しく動作しません。

一連の流れ

  1. 音色を編集したいMMLトラックの先頭にIコマンドを埋め込む
  2. MMLをコンパイルし、hootで再生する
  3. このツールを立ち上げる
  4. 編集したい音色を左下のボックスから選択し、「音色呼出」を押す
  5. 対象トラックを右下のボックスから選択し、必要ならば「全レジスタ送信」を押す
  6. 任意のパラメータを編集し、そのたびにEnterキーを押して反映させる
  7. 編集が完了したらテキスト生成ボタンを押す
  8. テキストボックスから音色定義テキストをコピーする(注:Ctrl+Aは効きません)
  9. MMLに貼り付ける

 PSG音色エディタ

PSGの音量カーブを作成するためのツールです。

マウスの左クリックや左ドラッグでグラフを編集してテキスト生成ボタンを押すと、グラフの内容に沿ってPSG音色定義用のMMLが生成されます。

また、右クリックメニューにより、ループポイントなどを設定できます。緑色のラインがループ開始点、赤色のラインがループ終了点です。

一連の流れ

  1. 既存の音色を編集したい場合はあらかじめMMLをコンパイルしておく
  2. このツールを立ち上げる
  3. 必要に応じて編集したい音色を左下のボックスから選択し、「音色呼出」を押す
  4. マウスの左ボタンでグラフを編集し、右ボタンでループポイントを設定する
  5. ウィンドウ右下の「試聴」と「停止」を利用し、作成中の音色を確認する
    • 試聴時の音量は「v(音量)」で設定可(該当トラックの音量に合わせると便利)
    • 試聴時のテンポは「再生速度」で設定可(曲のテンポに応じて設定すると便利)
  6. 音色が完成したらテキスト生成ボタンを押す
  7. テキストボックスから音色定義テキストをコピーする(注:Ctrl+Aは効きません)
  8. MMLに貼り付ける

 外部アプリケーション

hoot、 hoot voice ripper、 MX2NRTを起動できます。

このメニューから起動する場合、hootは「ファイルの準備」で指定されているフォルダ、hoot voice ripperとMX2NRTはNRTDRV.EXEと同じフォルダに置いてください。