アルペジオ指定コマンド
[書式] "<str>"<len1>,<len2>
アルペジオ(分散和音)です。
<str>で指定した音階を、<len1>で指定した音長の間、<len2>の音長ずつ繰り返し発音して、1トラックで和声感を表現します。
アルペジオ内の音符はすべてレガートになり、全体の音長はqコマンドとQコマンドの影響を受けます。
- <str> 音程(オクターブ関連のコマンドも記述可能)
- <len1> アルペジオ全体の音長
- <len2> 音符1個あたりの音長
<len1>の省略時はlコマンドで指定した値になります。
<len2>を指定しない場合は、カンマも省略してください。省略時は前回の指定を引き継ぎます(トラックに関係なく、それ以降のテキスト全体に影響します)。初期値は #2(2カウント)です。
[例] "ceg"1 ;「ド・ミ・ソ」のアルペジオを2カウントずつ全音符ぶん鳴らす [例] "fa>c"2,8 ;「ファ・ラ・↑ド」のアルペジオを8分音符ずつ2分音符ぶん鳴らす [例] "eg+b"4,#3 ;「ミ・ソ#・シ」のアルペジオを3カウントずつ4分音符ぶん鳴らす
- 関連
- 音符表現について