調号コマンドについて
音階の前に「+」「-」「=」が記述されている場合、調号コマンドとして解釈します。これらは、常にシャープやフラットを付けるためのコマンドです。複数の階名を指定できますので、「-eab」とすればハ短調(Cマイナースケール)相当になります。
階名以外の文字列を検出した時点で調号指定を終了しますので、調号コマンドの直後にフレーズを書くときは半角空白やコロンなどの区切り記号を入れてください。
[例] A -eab cdefgab ;これは cde-fga-b-と同等
調号を一時的に解除する場合は、「=」(ナチュラル)の臨時記号を使用してください。
[例] A -b ab=>cd<ab>cd ;これは ab>cd<ab->cd と同等
調号コマンドと臨時記号が重複した場合は、臨時記号のほうが優先されます。ダブルシャープやダブルフラットにはなりません。
[例] A +cfg ab>cdefg-a ;これは ab>c+def+g-a と同等
調号コマンドを複数箇所で使用する場合(転調するときなど)は、前の調号指定の効果も持続しますので、ナチュラル指定を併用してください。
[例] A +fgcd efgab>cde =gcd <gab>cdefg ;これは ef+g+ab>c+d+e <gab>cdef+g と同等
- 関連
- 音程について