準備
※この項は、HOW TO INSTALLの前半部をより詳細に解説した内容となっております。インストールが完了している場合、下記のプロセスは必要ありません。
あらかじめ、下記のファイルを準備しておく必要があります(hoot、nrdplay、MDPlayerは用途に合わせてお選びください)。
- Pasmo
- 7-Zip
- hoot... - Sound Hardware Emulator(任意)
- nrdplay(任意)
- MDPlayer(任意)
これらのアプリケーションがなければ、このコンパイラも完成していませんでした。各作者様に深く感謝いたします。ありがとうございます。
hoot... - Sound Hardware Emulator
サウンドエミュレータ兼プレイヤーです。作成したデータをWindows上で演奏するために使用します。
NRTDRV.EXEの下にhootというフォルダを用意して、上記リンク先のhoot一式を置いてください。データの再生に使いますので、通常のhootとは分けてNRTDRV専用に別途用意する必要があります(通常のhootと併用すると、hoot.xmlが上書きされてしまうため)。
そして、hootフォルダの下にx1フォルダを作っておいてください(フォルダ構成ごと解凍した場合は両フォルダとも作られています)。
OPM16音環境のデータを再生するには、2009/05/17版以降のhootが必要です。2008/12/31版までのhootはOPM16音環境には対応していませんので、MMLに#OPM8ヘッダを付加してご利用ください。この場合、標準のOPM8音+PSG3音のみとなりますが、演奏自体は可能になります。
なお、hoot.xmlは動的に生成されて、MMLのコンパイル実行時に上書きされますが、元のhoot.xmlはhoot_bak.xmlというファイル名でバックアップされます。
nrdplay
NBV4+AE-TTL-232Rの構成に対応しているプレイヤーです。作成したデータをNBV4で直接演奏するために使用します。
NRTDRV.EXEの下にaslplayフォルダを用意して、上記リンク先のファイル一式を置いてください。
PCとNBV4との接続方法や設定方法などの詳しい説明については、nrdplayのアーカイブに同梱されているPDFファイルをご覧ください。
また、当サイト内「AE-TTL-232R+NBV4でNRTDRV」のページにもほぼ同じ内容を掲載させていただいています。
MDPlayer
サウンドエミュレータ兼プレイヤーです。作成したデータをWindowsや実デバイスで演奏するために使用します。
任意のフォルダにファイル一式を置いて、NRTDRV.EXEのメニューからMDPlayerの場所を選択してください。
Pasmo
フリーのZ80アセンブラです。データを作成するために使用します。
上記リンク先の「Windows executable」のアーカイブに含まれる "pasmo.exe" をNRTDRV.EXEと同じフォルダに置いてください。
なお、version 0.6系では一部のMMLがエラーとなり正常にコンパイルできないため、必ずversion 0.5系をご使用ください(version 0.5.4.beta2を推奨します)。
7-Zip
フリーのzipアーカイバです。hoot用アーカイブを作成するために使用します。
上記リンク先の「7-Zip コマンドラインバージョン」のアーカイブに含まれる "7za.exe" をNRTDRV.EXEと同じフォルダに置いてください。もしくは、通常のWindows版に含まれる "7z.exe" でもかまいません。
ファイル構成
最低限、下記のファイル構成で動作します。
- [NRTDRV]
- 7za.exe
- IPLOPMED.BIN
- IPLPATCH.BIN
- NRTDRV.BIN
- NRTDRV.EXE
- pasmo.exe
- PATCH
- x1hss.dll
- [hoot](任意)
- hoot.exe
- hoot.ini
- hootclient.exe
- hootserv.dll
- japanese.lng
- [X1]
- [skin]
- [aslplay](任意)
- aslplay.exe
- SDL.dll