既知の問題(あるいは仕様)
負荷の問題
ソフトウェアLFOやOPM音色定義は負荷が高い処理となっており、多くのチャンネルで同時にソフトウェアLFOを使用したときや、キーオン時に毎回アタックのみ音色変更した場合など、実機ではもたつきの要因となってしまいます…。
現状ではソフトウェアLFOの使用頻度を抑えぎみにしたり、@コマンドのタイミングを1〜2カウントずらすなど、データ側で負荷を分散して対処してみてください。
最適化の方法を思いつき次第、修正したいところです。
相対値の問題
相対ボリュームや相対オクターブはコンパイル時にすべて絶対値へと変換してからデータを出力しますので、ループ時やリピート内では最初の1回しか反映されません。たとえば v15o1[8cv->c] と記述すると、実際のデータは v15o1[8cv14o2c] になります。
同じフレーズを繰り返しながら相対値を反映させたい場合は、リピートを使わずにコンパイラマクロで記述してください。
フォルダの問題
hoot、Pasmo、7-Zip、ASLPLAY(CLI)のフォルダを任意に指定できません。すべて規定のフォルダに置く必要があります。
音程の問題
OPMの基準ピッチは438Hzになっているため、440Hzを基準とした音程が必要な局面では#DETUNE_OFFSET_OPMヘッダで 「5」 を設定する必要があります。
ソフトウェアLFOのキーオン非同期モードにおける問題
SSPコマンド(ソフトウェアLFO非同期モード)の使用時、音符の頭とソフトウェアLFOの折り返すタイミングが重なると、ソフトウェアLFOの中心点がずれることがあります。ドライバ設計上の問題による仕様ですので、何卒ご了承ください。
終了検知の問題
NRDSELでごく一部の曲データを再生した際、終了検知が機能しないことがあります。発生の条件や再現性などがありましたら修正に向けて調査させていただきますので、ぜひご報告ください。
マルチモニタ使用時の問題
プライマリモニタ以外ではコンパイラの各ウィンドウの位置が正しく設定されません(開発に使用しているHot Soup Processorの現時点での仕様です)。プライマリモニタでの使用を推奨します。