改行可能エリア
MMLトラックの定義、ドライバマクロの定義、コンパイラマクロの定義を行う際、「{ 〜 }」(波カッコ)で括られた範囲は、改行しても一つの処理単位とみなします。
次の三つのMMLは全て同じ演奏を指示しています。
[例1] ABC v13 o4 q6 l8 ccddeeff erdrc4.r
[例2] ABC { v13 o4 q6 l8 ccddeeff erdrc4.r }
[例3] $macro1 { v13 o4 q6 l8 ccddeeff erdrc4.r } ABC $macro1
記法の問題
現在は 「}」 の後、改行せずにMMLを記述しても有効となってしまいますので、下記の例はすべて同等の演奏結果となります。下記の例3や例4のような記述は推奨しません。現バージョンではコンパイルできますが、今後、エラーとなる恐れがあります。
[例1] 正しい記法 A { cdef gab>c }
[例2] 正しい記法 A {cdef gab>c}
[例3] 誤った記法 A {cdef }gab>c
[例4] 誤った記法 A {cdef}gab>c