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pコマンド

pコマンド(数値指定型ポルタメント)

[書式]

p<num>

2音間を滑らかに移行させながら発音するためのコマンドです(portament/pitch-bend)。シンセサイザー等のポルタメントと同等の処理となっております。

<num>は音程の増分で、設定可能範囲は 0〜255です。値が大きいほど速く目的の音程に到達することになります。初期値は 0で、効果オフです。

p0」または「p」のみを記述すると、効果が解除されます。

トラックの先頭でこのコマンドを使用すると、o4cからの変化となります。

Gコマンドと同時に使用することはできません。後に使用したほうが有効となります。

 OPMトラックの場合

<num>は半音の1/64単位で、この値が16.384ミリ秒ずつ加減算されます。

 PSGトラックの場合

<num>は周波数レジスタと同じ精度で、この値が16.384ミリ秒ずつ加減算されます。

関連
pnコマンド, ポルタメント(音程指定型), Gコマンド, #P_REVヘッダ