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PVコマンド

PVコマンド(パターン指定ボリューム)

[書式]

PV<num>,<num>,<num>,…<num>

ボリュームのパターンを指定できます(Pattern Volume)。

パラメータを並べると、キーオンのたびにその値が設定されます。最後のパラメータに到達すると最初にループしますので、一定周期でハイハットの強弱を付けたい時などに活用できます。

設定可能範囲は 0〜127で、Vコマンド相当値となります。PSGトラックでも 0〜127となりますのでご注意ください(8で割った値が音量レジスタに設定されます)。

第1パラメータで0を指定するか、Vコマンドvコマンドを実行すると解除されます。

値はコンパイル時に決定しますので、リピート機能などを使うと意図通りに演奏されないことがあります。

また、ドライバマクロの中と外では相互に影響しませんので、個別に指定する必要があります。

[例]
PV120,100,90,80 cccccccc
; V120 c V100 c v90 c v80 c v120 c v100 c v90 c v80 c と等価
[例]
PV120,100,90,80 [cc] cc
; V120 c V100 c v90 c v80 c v120 c v100 c ではなく、
; [ v120 c v100 c ] v90 c v80 c になる
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