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Dコマンド(大文字)

Dコマンド(デチューン)

[書式]

D<num>

デチューンを掛けます(Detune)。

設定可能範囲は -128〜127ですが、#DETUNE_OFFSET_OPMヘッダおよび#DETUNE_OFFSET_PSGヘッダの値が内部的に加算されますので、加算後の値が範囲内に収まっている必要があります。

初期値は 0です。

 OPMトラックの場合

音程を半音の1/64単位で加減算します。

#DETUNE_EXPヘッダ指定時は、設定可能範囲が-16384〜16383になります。

 PSGトラックの場合

書式はOPMトラックと同じですが、PSGトラックでは周波数レジスタと同等の値で、高域ほど強く効果が掛かります。

また、PSGで発音できる範囲の音域を超えてもエラーは発生しませんが、最高音と最低音が繋がっています(最高音を超えたら最低音に、最低音を超えたら最高音に…とループします)。ご注意ください。

#DETUNE_EXPヘッダ指定時も、設定可能範囲は -128〜127のままです。

関連
#DETUNE_EXPヘッダ, Kコマンド