DumpListEditorの紹介

このページでは、bugfire2009さんの「DumpListEditorぴゅう太暫定対応版」を紹介させていただきます。

DumpListEditorとは

bugfire2009さんの手腕により開発された、ダンプリストやBASICリストの入力補助をはじめ、多種多様な入出力を行うことができるツールです。
PC-8001を主軸に、PC-6001、MZ-80K、MSXにも対応している上、最近の更新でぴゅう太に対応、そして日本語G-BASICシミュレータ用のデータ入出力機能まで実装してくださいました。

市販のテープソフトやぴゅう太買えやさんのテープソフトなどの音声データをあらかじめWAVファイルとして録音しておけば、そのWAVファイルから実機およびシミュレータ用の各ファイルを抽出できます。

さらに、BASICリストや画像を表示したり、G-BASICシミュレータ用のファイルを読み込んだり、編集した各データからWAVファイルの再出力まで可能です。
しかも、再出力したWAVファイルはぴゅう太にとって理想的な音声になっているため、特定のデータレコーダー以外でもロードの成功率が上がります。

ぴゅう太用のテープソフトをお持ちで、かつWindowsユーザーの方、ぜひDumpListEditorぴゅう太暫定対応版のページをご覧ください。
できることを見るだけでも、そのすごさ、その便利さが伝わると思います。

bugfire2009さん、素晴らしいソフトを本当にありがとうございます。

※ぴゅう太買えやさんのゲームは秋葉原BEEPさんの店頭で販売されている他、通販でも一部購入できるようです。
 G-BASICとG-GRAPHICの魅力を活かしたゲームばかりですので、ぜひプレイしてみてください。

テープソフトをシミュレータで実行

WAVファイル読み込み

DumpListEditor上で機種の設定を「PYUTA!」にした状態で、既定のエリアにWAVファイルをドロップすると、BINファイルが生成されます。

シミュレータ用のファイルを出力

生成されたBINファイルを選択して、シミュレータ用のファイルを出力します。

出力ファイルの例

シミュレータ用の各ファイルが任意のフォルダに出力されます。

シミュレータ上でロード

日本語G-BASICシミュレータの「一括ロード」でbas/grp/anmファイルのいずれかを選択すると、3ファイルともロードされます。
ロード後、「ジッコウ」ボタン(またはF5キー)で実行できます。
ソフトによってはグラフィックエディタでセル有効ビットを設定しないと誤動作することがありますので、ご注意ください。

シミュレータで作ったプログラムをぴゅう太で実行

シミュレータ用ファイル読み込み

「一括読込み」ボタンを押し、bas/grp/anmファイルのいずれかを選択します。

BINファイルからWAVファイルを出力

BINファイルが生成されますので、選択して「wav書出し」ボタンを押します。
また、用途によってBINファイルのままでも使用可能です(その場合はデスクトップなどにドロップしてください)。

ぴゅう太でロード

生成されたWAVファイルの音声をぴゅう太のデータレコーダー端子に入力し、テープソフトの要領でロードおよび実行します。
DumpListEditorで出力されるWAVファイルはぴゅう太にとって理想的な波形となっているため、データレコーダ―を経由しなくてもロード可能です。

DumpListEditor上で画像などを確認する手順

BINファイル選択

WAVから生成したBINファイルを選択し、再解析ボタンを押します。

情報表示

選択したファイルの画像などの情報が表示されます。

さいごに

ここで紹介させていただいたDumpListEditorの機能は一部であり、ほかにもさまざまな連携のできる素晴らしいツールです。
シミュレータに起因する問題や不具合などがありましたら、僕(なると)のほうまでお寄せください。
DumpListEditorへの賞賛などポジティブなフィードバックは大歓迎ですが、DumpListEditorの作者様にご迷惑をおかけしないようにお願いします。

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